伝票作成の基本的な考え方と手軽さが合致していた

株式会社朝倉印刷は、静岡県湖西市に拠点を置く、総合印刷会社です。
「スピード」「品質」「価格」をお客様へ即座にご提供し、小ロット・販促の用途に合わせ対応しており、
また、伝票や工業製品、チラシや会社案内など多岐にわたり業務を請け負っております。
今回は、代表取締役社長の朝倉様に導入の決め手や、MIクラウドにしてよかった点を伺いました。

今までエクセルで作っていた伝票の管理をどうするか

――― 導入前の御社の課題と導入の決め手を教えてください。

朝倉社長:導入前の課題としては伝票の管理でした。それまでは、エクセルで作成していました。しかし、MIクラウドを導入することで、データベースにしっかりと情報を蓄積し、印刷データとも連動させて記録が出来るようになりました。
導入の決め手になったのは、コストの手軽さと伝票作成の基本的な考え方が合致していた点ですかね。印刷会社が考えたということもあり、基本的な伝票作成であった、エクセルベースで作っていた時の見積もり方法、価格の計算方法などが当社の考え方と近似しておりました。弊社では、入力する時だったり、見積書を見せた時に営業補助が伝票を作成します。しかし、刷版などの明細で横一列で金額を出すものではなくて、計算されたもので小計が出てくるようになるので、基本的な考え方と機械ごとに金額が決まっていて、1台だからこの明細はこの金額って紐づくのが一緒だったのが、使いやすかったっていうのがあります。

基幹システムの煩雑なイメージがなかった

朝倉社長:あと使い始めた時に思ったのですが、やはり見やすかったですね。システムとなると、見た目が複雑なイメージだったのですが、MIクラウドは、メニューごとにシンプルに分かれていたので、直感的に操作を行えるのが良かったですね。

――― 導入後の課題はありましたか?

朝倉社長:伝票作成者のルールの認識の違いがありました。営業からどういった指示で伝票作成を行うのか、伝票をどのように回すかなどの実際の運用ルールを確立させることが課題です。
MIクラウド運営:社内での運用ルールや過去のデータの管理、運用に関する細かいルールなど、会社ごとに異なるため、導入サポートや社内留学など実際に運用している事務や現場をお互いに情報共有しながら、活用方法を提案したり、必要であれば開発も行っていきます。導入してもすぐに自走できる会社の方が珍しいです。弊社では実際にシステムを運用しておりますので、印刷会社同士の不安や疑問点など共有できることが多いです。他のシステムとは違い伴走型でしっかりと地に足をつけて運用が出来るまでサポートを行っております。

――― 木野瀬印刷の導入サポートは参考になりましたか?

朝倉社長:導入後年月が経っても即対応していただき大変助かりました。お打ち合わせの時間が短くなってしまいましたが、システム上の課題と作業場の課題も連携し教えていただきとても参考になりました。また色々とお伺いをし助けていただきたいです。ありがとうございました。

データや作業の管理を一元管理に!

――― MIクラウドにして良かった点は?

朝倉社長:データ管理、作業ごとの管理がしっかりと行えるようになったことです。現在は、MIクラウドの受注番号だけで管理しています。MIクラウドの受注番号を元に印刷データも管理しているので、色情報やチップ番号なども併せて記録し、一元管理を基本にしています。

――― MIクラウドに今後期待する点を教えてください。

朝倉社長:複数見積もりの同時作成や経理機能との連携を期待しています。
MIクラウド運営: MIクラウドはユーザからの意見も参考に日々進化を続けるシステムになります。各社専用の個々の細かいカスタマイズは受注開発になりますが、ご要望の依頼等ございましたら、お気軽にお問い合わせいただければ幸いです。
MIクラウドの導入前、導入後の感想をいただきありがとうございました!今後とも、より業務を効率的に行えるよう今後も開発を進めてまいります。